Ask Naotake!

〜尚武に訊け!〜
英語表現、あなたの疑問にお答えします。
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謹啓 時下ますますご清祥のことと(以下略)
eritさんから頂いておりました。お仕事ですぐに使いたいようでしたが、週末ネットへの接続ダウンなどもあり、回答遅くなってしまいました。まだ間に合うでしょうか?
「謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より弊社製品に格別のご高配を賜りまして誠にありがとうございます。」

という対顧客レターにおける決り文句を何とか顧客への感謝とrespectを表す英文表現にできないものでしょうか?オフィシャル感が最も高いものにしないといけないのですが・・・

これは余計な解説はせず、いきなり書いてみましょう。

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Dear [お客様名]:

We hope this letter finds you well. We would like to take this opportunity to thank you for your continued business.
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ずいぶんとあっさりしているようですが、相手の様子に対する気遣いと、いつもの取引に対する感謝の念を込め、しかもあまり大げさな言葉を使わずにシンプルに表現するというとこういうことになります。

実際に自分の所に来た車の保険代理店からの手紙の例を引きましょう。これも趣旨は「いつもご愛顧…」です。

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Dear XXXX,

I'm writing to thank you for your business. Your loyalty is important to my agency and to [保険会社名] and we appreciate it.
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これでこのあとすぐに本題(他の保険商品の売り込み)に移行しました。シンプルに、簡潔に感謝して用件にすぐに突入することが読み手(お客様)の時間を無駄にしない、という意味での尊敬の念を表すことになる、というのが基本精神だと思います。

「時下ますます…」の部分も省いて"Thank you for your continued business with [自社名]."と書き、すぐに本題に入ることもあります。

本当に大事な相手の場合は定形文言ではなく、相手個人のことをよく知ってるんですよ、的な書き出しになると思います。例えば:

-----------------------------------------------------------------
Dear Steve: (親しいのでファーストネームですね)

It's hard to believe that a year has passed since our last encounter at the XXXX trade show in New York. I trust your family is doing well and that you've settled down in that lovely home of yours.

I really want to thank you for your continued business with us. You are one of our largest accounts now, and I take it upon myself to make sure that we continue to exceed your requirements.

-----------------------------------------------------------------

などと書いて、ここから先は定型文言(例えば新製品のお知らせなど)を使う、という感じになります。フォーマルな決まり文句でへり下るのが日本式の敬意の表し方だとすれば、特定の相手に関する情報を盛り込んで親しみを強調するのが米国式の敬意(=あなたは特別な人なんですよ、と言っている)、と言っても良いのかもしれません。

何せ、「拝啓」に相当するのが"dear"(親愛なる)という位ですし…。
| 職場にて | 14:15 | comments(1) | trackbacks(1)
コメント
ありがとうございます。ビジネスレターで丁寧=親しさが増す、という図式、よく分かる気がします。対個人(の顧客)vs. 対マス(の顧客)でもニュアンスが変わりますよね。「謹啓〜」以下の日本語の文頭句は基本的にWe would like to take this opportunity to thank you for your continued business.に集約されるということですね。こちらをベースに色々と展開してみようかと思います。対大勢の顧客を相手にした挨拶文をひとまとめにした参考図書などあれば良いのですが、やはりニーズ的に少ないのかなと思います。今では企業ホームページなど根気良く探せば見つかるでしょうけど、やはり手元でパラパラとめくって参照できる物があるとありがたいですね・・・昔、本屋さんで、イタズラレターにたいする企業からの生真面目な返答の手紙をまとめたジョーク本がありましたが、そんなものも参考になるかも、と今更ながら探しています。
| erit | 2005/08/25 4:25 PM |
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